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気づけば11月下旬、あっという間に年末になりそうです。
呪術廻戦にドハマりしておりまする。
2021/11/23 by.tamako

『潜水服は蝶の夢を見る』 [レビュー]

やっと観にいきたかった映画をみました♪

『潜水服は蝶の夢を見る』

ノンフィクションで、雑誌ELLEの編集長だった ジャン=ドミニク・ボビーが、
ある日突然脳梗塞の発作で倒れ、 ロックト・イン・シンドロームになり、
まばたきしかできないという中で書き上げた自伝。

「公式」http://www.chou-no-yume.com/
「wiki」http://ja.wikipedia.org/wiki/潜水服は蝶の夢を見る

いい映画というより、いい自伝です。
リアル追求されていて、カメラアングルはほとんど一人称。
でも、後半は彼の想像力で、蝶のように自由に羽ばたく。

「体の自由は失ったが、残ったものが二つある。それは、想像力と記憶だ。」
その彼の言葉が心に残りました。


私は、胸から上は自由に動かせる能力が残りました。
でも、事故で運ばれてから病院でのこと、感じたこと、なんだか映画と共通したものがありました。

事故で体がだらんと動かなくなって事実に気づいてしまったとき、一瞬にして血の気がさーっとひいたこと、
初めて外に出たときの外の空気のおいしさ、
動けずベッドに横になって、窓枠からみえる限られた空の青さ、
今まで見ててでも今は見れない外の様子を生中継するラジオをきいて一生懸命外の様子を思い浮かべる。

動けない分、いっぱいいっぱい想像を働かせ、
動けない分、一生懸命感覚を研ぎ澄まして、感じれるものすべて吸収しようとしていた、あのとき。

・・・などなど、思い出しました。

初心忘るるべからず。

今は生活できる程度動けるようになった。
このシアワセを大切にして、それでも今までを取り戻すために貪欲に生きよう。
・・・トレーニング頑張ろう。
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