■■■■■ あっという間に年末になりそう ■■■■■
気づけば11月下旬、あっという間に年末になりそうです。呪術廻戦にドハマりしておりまする。
2021/11/23 by.tamako
限界ライン。 [脊損体管理]
昨日、急激に気温が下がりましたね。
長そでをひっぱり出して着ましたが、体は正直で、見事にくるくるぱ~になりました。
脊髄損傷の方なら身にしみて分かっていると思いますが、今日は体温調節について書きます。
脊損の人は、中枢神経をやられているので、体温調節機能に障害がありあす。
温度変化にめっぽう弱いのです。
すごく繊細で(!?)、 いわば「常温&変温動物」になってしまったようです。
暑い時。体はすぐに反応。
すぐに体温は上昇。そこは「変温動物」。
自分でもわかるくらい、体が熱をもってしまいます。
そして、一度上がってしまった体温は、なかなか下がりません。ここは「常温動物」。
汗がかけない・かきにくいので、熱を放出することが難しいからです。
私は顔や頭は汗がかけるのですが、普通の人が体全体から大汗をかくのに比べたら、すごくわずか。
一方、寒い時。体はすぐに反応。
すぐに体温は下降。そこは「変温動物」。
どんどん体の熱は奪われ、体は震えてきます。
そして、一度さがってしまった体温は、なかなか上がりません。ここは「常温動物」。
特に麻痺している足は、動かせられないこともあって、普段から冷たいくらいです。
いくらか重ね着をしても、ダメ。動いた方が、よっぽど体が温まります。
昨夜は体が冷え切ってしまい、布団に入ってもぶるぶる震えが止まりませんでした。
寒気もひどく、布団重ねても全然体が温まらなかったので、しまいには暖房つけて寝ました。
どちらにしても、体に熱がこもったり、冷え切ったりすると、私はかなりトイレが近くなります。
本当に、面白いくらい短時間で量が増えます。頻繁にトイレに行くことになります。
ここからは、私の推測なんですが・・・
じゃぁ、どこで体温を下げるの?というと、それは「尿」なんだと思います。
体に熱がこもったときは・・・
尿を排出することで熱を逃がし、体温を下げる。
体が冷え切った時は・・・
尿で体も冷えるので、尿を排出することで、これ以上の体の冷えを防ぐ。
だから、トイレが近くなるんだと思うのです。
昨日はそんな感じで、時間があればトイレにいました。
ついでに書くと、
脊損の人は、中枢神経をやられているので、排泄排尿障害があります。
”トイレしたい”とか、”排泄・排尿する力”もありません。
だから、医療器具(カテーテル)などで自分で処置をして、排尿するんです。
また、排出する力がないということは、我慢するというコントロールも効きません。
男性は尿道が長いんです。女性はそれに比べると、短いんです。
ちなみに、(経験から)
排泄や排尿って、一気に大量にすると血圧も一気に下がる(貧血になる)んですよ。
しかも、トイレは絶対10分以上になるから、仕事中はすぐに行くこともできません。
これはもう覚悟してやっています。もちろん、対策は万全ですが。
仕事をしていらっしゃる「脊髄損傷」の方、すべての方の悩みではないでしょうか。
もぅ、昨日はトイレで4回着替えをしたときは、本当に泣きそうで。
自分で自分の下の世話がすごく大変でした。
それでも仕事があって、逃げ出すこともできずに。
昨日は貧血もひどくて朦朧としてしまい、本当に悔しくて。
しまいには、体力も奪われて、トイレから車イスの乗り移りもできなくなり。
お尻が上がらない。
本当に本当に情けなくて辛かった。
もう限界を感じて、昨日はまだ仕事もあったのですが、定時に帰らせてもらいました。
たぶん、まだ仕事があるのに自分から「もう帰ります」って言ったのは初めてです。
いつもは、周りから「帰りなよ、あとは大丈夫だよ。」って言ってくださり、帰らせてもらっているからです。
自分としては、すごく言いにくかった、言い出しにくかった。心苦しかった。
だって、仕事は責任をもってやりたい・・・そう思うから。
脊髄損傷になる前までは、
「体調管理ができず、仕事で迷惑をかけてしまうのは社会人として失格」
そう思って仕事をしてきました。
だって、何事にも「体が資本」なんです!体の管理は自分でしかできないから、自分でしなくちゃいけない。
職場の人たちは忙しくて猫の手も借りたい程なのに、すぐ「帰っていいよ」「大丈夫?」ってすごく心配してくれてました。申し訳なかったのですが、周りの人たちに甘えさせてもらいました。
体温調節が難しい。体調管理が難しい。
そう周りに理解していただいていることが、とても幸せです。
「周りの人たちに助けられて支えられているから、こうして私は仕事ができる。」
それを再認識しました。
でも、私も「体温調節が難しい。体調管理が難しい。」ということをしっかり理解しないといけない、そう思いました。それは治せるものではなく、一生つきあっていかなければならないものだからです。
車イス5年経過したといっても、こんなもんです。失敗続きです。
脊髄損傷になったこの体が、まだ自分でも分からないときがたくさんあります。
特に、体の限界ライン。
「どこまで無理できるのか。」この限界がまだ分かりません。
仕事すると、どうしても無理しないわけにはいきません。
この限界ラインが早く知りたい、と思いました。
え、無理はやめろって!?
そうですね。無理しないのが一番ですね。w
長そでをひっぱり出して着ましたが、体は正直で、見事にくるくるぱ~になりました。
脊髄損傷の方なら身にしみて分かっていると思いますが、今日は体温調節について書きます。
脊損の人は、中枢神経をやられているので、体温調節機能に障害がありあす。
温度変化にめっぽう弱いのです。
すごく繊細で(!?)、 いわば「常温&変温動物」になってしまったようです。
暑い時。体はすぐに反応。
すぐに体温は上昇。そこは「変温動物」。
自分でもわかるくらい、体が熱をもってしまいます。
そして、一度上がってしまった体温は、なかなか下がりません。ここは「常温動物」。
汗がかけない・かきにくいので、熱を放出することが難しいからです。
私は顔や頭は汗がかけるのですが、普通の人が体全体から大汗をかくのに比べたら、すごくわずか。
一方、寒い時。体はすぐに反応。
すぐに体温は下降。そこは「変温動物」。
どんどん体の熱は奪われ、体は震えてきます。
そして、一度さがってしまった体温は、なかなか上がりません。ここは「常温動物」。
特に麻痺している足は、動かせられないこともあって、普段から冷たいくらいです。
いくらか重ね着をしても、ダメ。動いた方が、よっぽど体が温まります。
昨夜は体が冷え切ってしまい、布団に入ってもぶるぶる震えが止まりませんでした。
寒気もひどく、布団重ねても全然体が温まらなかったので、しまいには暖房つけて寝ました。
どちらにしても、体に熱がこもったり、冷え切ったりすると、私はかなりトイレが近くなります。
本当に、面白いくらい短時間で量が増えます。頻繁にトイレに行くことになります。
ここからは、私の推測なんですが・・・
じゃぁ、どこで体温を下げるの?というと、それは「尿」なんだと思います。
体に熱がこもったときは・・・
尿を排出することで熱を逃がし、体温を下げる。
体が冷え切った時は・・・
尿で体も冷えるので、尿を排出することで、これ以上の体の冷えを防ぐ。
だから、トイレが近くなるんだと思うのです。
昨日はそんな感じで、時間があればトイレにいました。
ついでに書くと、
脊損の人は、中枢神経をやられているので、排泄排尿障害があります。
”トイレしたい”とか、”排泄・排尿する力”もありません。
だから、医療器具(カテーテル)などで自分で処置をして、排尿するんです。
また、排出する力がないということは、我慢するというコントロールも効きません。
男性は尿道が長いんです。女性はそれに比べると、短いんです。
ちなみに、(経験から)
排泄や排尿って、一気に大量にすると血圧も一気に下がる(貧血になる)んですよ。
しかも、トイレは絶対10分以上になるから、仕事中はすぐに行くこともできません。
これはもう覚悟してやっています。もちろん、対策は万全ですが。
仕事をしていらっしゃる「脊髄損傷」の方、すべての方の悩みではないでしょうか。
もぅ、昨日はトイレで4回着替えをしたときは、本当に泣きそうで。
自分で自分の下の世話がすごく大変でした。
それでも仕事があって、逃げ出すこともできずに。
昨日は貧血もひどくて朦朧としてしまい、本当に悔しくて。
しまいには、体力も奪われて、トイレから車イスの乗り移りもできなくなり。
お尻が上がらない。
本当に本当に情けなくて辛かった。
もう限界を感じて、昨日はまだ仕事もあったのですが、定時に帰らせてもらいました。
たぶん、まだ仕事があるのに自分から「もう帰ります」って言ったのは初めてです。
いつもは、周りから「帰りなよ、あとは大丈夫だよ。」って言ってくださり、帰らせてもらっているからです。
自分としては、すごく言いにくかった、言い出しにくかった。心苦しかった。
だって、仕事は責任をもってやりたい・・・そう思うから。
脊髄損傷になる前までは、
「体調管理ができず、仕事で迷惑をかけてしまうのは社会人として失格」
そう思って仕事をしてきました。
だって、何事にも「体が資本」なんです!体の管理は自分でしかできないから、自分でしなくちゃいけない。
職場の人たちは忙しくて猫の手も借りたい程なのに、すぐ「帰っていいよ」「大丈夫?」ってすごく心配してくれてました。申し訳なかったのですが、周りの人たちに甘えさせてもらいました。
体温調節が難しい。体調管理が難しい。
そう周りに理解していただいていることが、とても幸せです。
「周りの人たちに助けられて支えられているから、こうして私は仕事ができる。」
それを再認識しました。
でも、私も「体温調節が難しい。体調管理が難しい。」ということをしっかり理解しないといけない、そう思いました。それは治せるものではなく、一生つきあっていかなければならないものだからです。
車イス5年経過したといっても、こんなもんです。失敗続きです。
脊髄損傷になったこの体が、まだ自分でも分からないときがたくさんあります。
特に、体の限界ライン。
「どこまで無理できるのか。」この限界がまだ分かりません。
仕事すると、どうしても無理しないわけにはいきません。
この限界ラインが早く知りたい、と思いました。
え、無理はやめろって!?
そうですね。無理しないのが一番ですね。w
2010-09-25 17:05
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コメント(10)
相互リンクのみ受付けています。許可のない当ブログリンクは固くお断りします。
分かりすぎるくらい分かります!
Th10なので体温調節は割と大丈夫なんですが、
特にトイレのこと。。。
私の場合、大も小もなんですが、コントロールしてても
いつどこで不意打ち来るか分かりません。
だから食べ物、飲み物の量など気を遣う遣う。。。
毎日がサバイバルですよね。
仕事は、毎日無理の連続です。
なんでこんなに無理してるんやろ?って思うことも。。。
自分の限界を知って、周りの人にも理解してもらうことが
大事なんでしょうね。
でも無理しちゃうよね、仕事やから。
でもそれは「失敗」じゃないと思います^^
by y-tsuki (2010-09-25 21:18)
ご無沙汰してます・・・tamakoさんも 5年過ぎたんですね。ブログ拝見するたび 私の目標なんですよ!ドンキホーテ・コストコも1人で行って来ました(tamakoさんの情報から) トイレの事やだよね!私も悩んでます。tamakoさんは学校があるから 辛いの良く分かりますよ。 私はバルーンカテーテル使うか 今悩んでいます! それと脚の浮腫みで 横リハで診察して来ました。ふくらはぎ41cm
になり足首は皮膚がひびわれてしまいました。労災に回され検査です。 今まで出来た事が少し辛くなってます・・・歳なのかな?こんな事では負けられませんよ 先は長いしね。 tamakoさんもガンバ! 私の事ばかりで 失礼しました。寒さに負けず頑張りましょう・・・ネ!
by sumi (2010-09-25 21:55)
お天気に振り回され、心と体に振り回され。
人生に振り回され。
たこ殴り状態ですね。
僕も日々同じようです。
仕事も、途中抜けにくいので、失敗もあります。
尿意も便意もある、僕でさえ困惑することが多々あります。
マジ凹むことも、山のよう。
体温調節や痙性、痛み・・・・・
人には知り得ず、ただ歩けなくて車椅子に乗っているみたいな扱い、
夜泣くことはなくても、ブルーになることもね、ありますね。
ブログも、ため込んでも更新する元気も、暇もなく、
自宅トレも、すくなる一方、でもねそれも自分の人生。
今の自分の体だって頑張っていると思って、
無理せず、意地も張らず体と折り合いをつけていきましょうね。
渡辺社長さんと話しましたが、移植が早まるようです。
それも、JWや神奈リハなどの運動をしていて、
経過データーのある人が優先とか、それを楽しみに待ちましょう。
辛いトレでも、移植の効果を高めるため。
嫌な今の思いも、過去になりますから、
Tamaちゃんらしく、自分にご褒美で乗り切ろうね。
Tamaちゃんの辛さはわかるよ、でも笑顔のほおに合います。
by へっぽこ院長 (2010-09-25 22:49)
私も同じこと書こうとしてました。
これはもう以心伝心ですね(笑)
いやー、しかしtamakoさんの説明上手には脱帽です。
さすが先生。ライターとして鍛錬してかなくっちゃ★
まったくもって同じです。
凹みますよねー。
でも、y-tsukiさんのおっしゃるように失敗ではないと思うようにしています。人前で話しするのが苦手な方のように、方向音痴の方のように、ありふれたその人の一部分だって思うんです、最近。
しかし、やっぱり凹みますよね(笑)
乙女ですもんー★
by ゆっけ (2010-09-26 19:05)
tamakoさんお久しぶりです!!
トイレの事、今私も悩んでいるところだったので、痛いくらい気持ちがわかります。
失敗したときの悔しさや自分の体なのに思い通りにならないもどかしさ・・・
現実は受け入れなくてはならないのはわかっていても時々は爆発しませんか?
わたしはそれが食欲に向かったりするので後々ものすごく後悔したりします(-_-;)
自分の体を知るのが大事なのはわかっているけど、少し無理してしまったりするんですよね。これくらいなら頑張れる!そう過信して失敗したりなんて事がよくあります。
私は仕事はしていないので、tamakoさんのこと尊敬してますよ!いつか外の世界に飛び出したいって思ってます。
by miomama (2010-09-29 17:16)
>y-tsuki さん
返事が遅くなってしまい、すみません~。
そうなんですよね、サバイバルですよ、ホント。
失敗じゃない、という言葉に励まされました!ほどほどの無理なら、自分のがんばりとして、自分を認めてあげようかな。
ということで、お互いほどほどの無理でいきましょう~。w
by tamako (2010-09-29 21:16)
>sumi さん
お久しぶりです!お返事遅くなりました、すみません。
ドンキやコストコに行ってきたんですね!すごい!!
バルーンは、私も尿がどうしようもないときに、仕方なく入れます。でも、そうすると違和感があったり、はずした後にトイレコントロールが狂ったりするので、悩みます。でもトイレで1日過ごすことを考えると、バルーン入れて、ひたすら水分とって循環したほうがらくでした。
私はトイレ調整できないときに、仕事中バルーン入れるか悩んで、でもまだ入れたことがありません。尿パックつけながらの仕事するのが、どーしても抵抗があって・・・バルーン入れた状態での長時間の座位も心配だし。
足のむくみ、私も最近ひどいですが、sumiさんの浮腫みは少し重いようですね。私は空気圧マッサージを足にやって循環を良くしています。しかし、空気圧マッサージは血栓がある人は使えないみたいです。
お互い、寒さに気をつけましょう!
by tamako (2010-09-29 21:22)
>へっぽこ院長さん
コメントありがうるほございます!返事が遅くなりました、すみません。
自分の体も頑張っている、なるほど、そういう見方ができませんでした。
確かに。自分の体をよく知っているのは、自分自身ですよね。
今夜は仕事もひとつ片付いたので、家でのんびりしています。
移植が普及したら、今のような悩みも今だけのことになるんだろうなぁ~、なんて考えたら、少し貴重な気もします。w
JWの撮影でTV放送でVTRが使われるかなぁ?楽しみです♪
by tamako (2010-09-29 21:26)
>ゆっけさん
コメントありがとう!返事が遅くなってスミマセン。
やはり、みんな今の時期的なものもあって、同じことに悩んでいるんですね。
そうなんですよね、乙女だからやっぱりへこみますよねー。そして、私は乙女から不良少女に変身、時々爆発します。w
by tamako (2010-09-29 21:29)
>miomamaさん
お久しぶりです!お元気でしたか?
トイレのこと、時期的なものもあって、皆さん悩んでいらっしゃいますね。
そうなんです、もどかしいんです!!すごくよく分かります。
私も時々爆発します。本当に自分の体が恨めしい気持ちになります。
それがまたツライですね。
by tamako (2010-09-29 21:31)