しびれるような・・・

頭をフル回転な仕事をしてきました。

トレーニングの疲れは体がぐったりで、仕事の疲れは脳みそがぐったり～。
疲れたけど、とても充実しているんだろうな、って思います。

前職のＳＥは、一日中ずっと机でパソコンとにらめっこで（落ちこぼれ者でしたが）、教員は、仕事頑張った分だけ自分に返ってくるので、とてもやりがいを感じます。やっぱり、自分に向いてる（好きな）仕事って苦が苦にならない気がします。

家に帰ってきた安堵感と一緒に、疲れがじわーっと体中駆け巡ってきます。
でも、心地いいこの疲れ。

私はこんな時、いつも中学校に塾で勉強したある話を思い出します。
川端康成「掌の小説」・・・お話の短編集、「髪結い」という話。

文中に出てくる　「しびれるような甘い気持ち」。

このしぶれるような甘い気持ちってどんな気持ち？というお題が塾の宿題で出た。

大好きな人を想いながら、原稿用紙に感じたことを書き連ねた。
返ってきた原稿用紙をみたら、珍しく先生から花丸もらってて、すごくうれしかった。

そこから、私は「国語」が好きになりました。

私にとって中学時代の塾は、とても大きな影響を受けたところです。学校では学べない面白いことを、たくさん学びました。ｗ

動詞の活用を覚えて、古文を読んで、教科書にはない名作を紹介してもらって、私は古文が大好きになりました。
徒然草が大好きで、卒業旅行で仁和寺に行って、その壮大さに感銘を受けて
「あぁ、私は大学で古文を、徒然草を、勉強しよう。卒論は徒然草を書こう。」
と、かたく決心しました。
もちろん、きちんと実行したのは、言うまでもありません。ｗ

と、話はずれましたが、こんな疲れてくたくたな時に、

美しい月を見上げたり

好きな人を想ったり

家に帰ってほっとしたり　したときに、

”「しびれるような甘い気持ち」ってこういうことかな？”　なんて思ったりします。

疲れたけど、充実感いっぱい。幸せ～。　みたいな！？


・・・なーんてね。
明日はトレーニング！頑張ってきます！！